春日部市 耳鳴り
2017-03-12 [記事URL]
他の人には、届かない、自分だけにしか聞こえない音、それが「耳鳴り」です。
ただ、一言で耳鳴りといっても、症状や原因は、さまざまです。
早めに改善するためにも、耳鳴りの特徴を理解し、自己にあった対処法を見つけてください。
【耳鳴りの種類と原因】
音がしていないのに、音が聞こえる、音を感じてしまうのはなぜか?
実は、耳鳴りについてのメカニズムは、今だはっきりと解明されているというわけではありません。
ただ音というのは、外耳、中耳、内耳、聴神経、脳、というルートをたどり「聞こえる・感じる」となるので、それを特定することで、どこに異常があるのかがわかります。
では、それぞれの部位での原因を説明します。
・外耳道炎
耳の穴に炎症が起きることで耳鳴りが発症。
急性と慢性があり、急性期の場合、外耳の傷から細菌感染したり、汚れが水が入り込むことで、炎症が起こります。
乱暴で頻繁に行なう耳かきや不衛生なプール、温泉、入浴などが考えられます。
この場合、耳の穴が腫れたり、耳が詰るような感じがあります。
・耳管狭窄症(中耳)
耳管とは、中耳と鼻や喉を繋ぐ管のことで、普段は閉じています。
しかし、あくびや飲食の際に、管が開きます。
それによって、中耳の圧力を外の気圧と同じにするなどの働きがあります。
一方、耳管狭窄症とは、中耳の圧が低く鼓膜が後方に強く引っ張られることで、常に閉じた状態。
その結果、鼓膜への振動が妨げられ、音が聞こえずらいといった症状が見られます。
風邪、鼻炎、などが原因です。
・耳管開放症(中耳)
狭窄の真逆で、耳管が常に開いた状態です。
そのため、人の声が過度に大きく聞こえたり、音が頭の中で反響する、などの症状が見られます。
若い人に多く見られ、過度のダイエット、自律神経の異常が原因です。
・メニエール(内耳)
片方の耳が突然聞こえにくくなり耳鳴りが発生します。
またほとんどの方が回転性のぐるぐるめまいを感じるのが特徴。
発作を何度も繰り返すメニエールは、内リンパの増えすぎによるもので原因は分かっていません。
・突発性難聴(内耳)
突然片耳が聞こえにくくなりそれと同時に耳鳴りが発生する病気で、メニエールと初期症状が似ています。
ただ、めまいの発作が1回だけで、ウイルス感染、血流障害、ストレスなどが関係しているといわれていますが、原因は不明。
・外リンパ瘻
内耳と中耳の間にある薄い膜が破れ、液体が内耳に流れ出てしまう病気。
閉塞感や難聴、耳鳴り、めまいが起こります。
その他、大きな病気が背景に隠されている可能性も高いため、自己判断せず、まずは詳しく検査を受けましょう。
また原因不明の耳鳴りの場合、自律神経失調症やストレス等を改善することで、症状が緩和されるというケースもありますので、病院の検査でなかなか体調が戻らない場合は、整体や整骨院の治療もお試しください。
整体や整骨院では、主に手技で全身の筋肉を和らげるマッサージやゆがみの矯正などを行い、血液の循環をよくします。
その他必要に応じ、耳鳴りの緩和が期待できるツボ押しなどの鍼灸も実施しますので、早期改善が期待できます。
ちなみに、耳鳴りに最適なツボは、聴宮(ちょうきゅう)、耳門(じもん)、聴会(ちょうえ)で、耳穴の前、口をあけたときにできる耳下の窪み、などにあります。
その部分を指腹で、3秒軽く押す、離すを繰り返すことで耳鳴りが緩和する場合もありますので、お試しください。
春日部市 耳鳴りなら、「ひかる鍼灸整骨院」にお任せください。