春日部市 緊張性頭痛
2017-03-06
緊張性頭痛は、ストレスや長時間の不良姿勢などが原因で起こります。
今回は、緊張性頭痛の主な症状や原因、自宅でも手軽にできる対処法を紹介します。
【緊張性頭痛って?】
慢性的な頭痛の中で特に多いのが「緊張性頭痛」です。
後頭部を中心に頭全体が締め付けられるような痛みが起こるのが特徴です。
原因として考えられるのが、長時間同じ姿勢で、作業を続けるデスクワークや長距離ドライバー等です。
不自然な体勢、姿勢が続くことによる精神的にストレスによって、発生すると考えられています。
症状は頭痛以外にも、首や肩のコリ、ハリ、痛み、足元がふらつくようなめまい、全身のだるさ倦怠感、疲労感などがあります。
また、人によって、時々頭が痛くなるという「反復性緊張性頭痛」やほぼ毎日痛みがある「慢性緊張性頭痛」と症状の出方に違いがあります。
【緊張性頭痛は冷やす?それとも温める?】
緊張性頭痛は、首、肩、頭の筋肉の緊張による血行不良が原因なので、温めるのが最適。
血行不良によって、痛み物質が体内に老廃物としてたまり、神経を刺激しているのが、痛みの原因です。
そのため、体を温めることで、血行不良が改善されて、痛み物質を効率よく排出できます。
半身浴や首周辺を温湿布やタオルで温めると効果的です。
その他、ストレッチやツボ押しなども最適。
ちなみに、偏頭痛は血行の拡張によって、痛みが発生しているので、冷やすのがポイント。
【自分でもできる対策は?】
同じ姿勢や不自然な姿勢を取ることによる精神的ストレス、そして体の緊張や血行不良が原因となりますので、首、肩、頭の筋肉をほぐすのがポイント。
また、同じ姿勢を長く取り続けない、時々は体を動かすなどの意識も不可欠です。
その上で、おススメの方法を紹介します。
・ストレッチ1
後頭部の筋肉を和らげるストレッチは、首を前後左右にクルクル回すだけでも効果的。
その他、指の腹を使って、リズムよく、頭皮を引っ張るようにマッサージするのもおススメです。
さらに、目の荒いブラシなどを用いて、髪の毛を梳かすだけでも頭皮の筋肉のコリがほぐせます。
・ストレッチ2
肘を曲げて両手を肩から、肩甲骨に回します。
指先で、肩甲骨を掴むようにしながら、肘を持ち上げ、そのまま回転させます。
右左に10回ずつ回転させるだけで、首から頭部、肩全体の筋肉がほぐれ、緊張性頭痛の予防、緩和に最適です。
・ツボ押し
最後は、緊張性頭痛に効果的なツボを紹介します。
まずは、「太陽(たいよう)」です。
太陽は、目尻の外側、こめかみにあるツボで、頭が痛いときに無意識にその部分をマッサージする方も多いはず。
指の腹で3秒押したら、3秒離すを繰り返し10回行ないましょう。
次に、「百会(ひゃくえ)」です。
左右の耳のラインを頭部に伸ばし、鼻のラインから頭部に伸びる線をクロスする場所にあります。
頭頂部の凹んでいる部分で、不眠や自律神経の調整にも最適。
同じく3秒指圧したら3秒離すを繰り返し10回行ないましょう。
最後は、印堂(いんどう)です。
鼻のラインの上、眉と眉の間にある凹みで、鼻炎、眼精疲労ケアにも最適。
親指の腹を使って、3秒指圧の3秒離すを繰り返し10回続けます。
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