春日部市 めまいの種類に応じた対処法
2017-03-05
めまいとは、体のバランスを保つ機能に何かしらの異常が起こることで生じます。
その状態は、人によってさまざま。
まためまいの種類によって、原因も症状もことなります。
早期改善を目指すためにも、自己の症状がどのめまいにあてはまるのか、何が原因かなど、この機会にチェックしてください。
【めまいの種類】
耳、脳、高齢者に多いめまい、など大きく3つに分けられます。
・耳からのめまい
体のバランスをとる三半規管は、内耳にあります。
内部はリンパ液で満たされており、体が動くとリンパ液が動き、それが、どの方向へ体が傾いてるのかを判断させてくれます。
また耳石器には、炭酸カルシウムの結晶がたくさん存在し、そこに重力や遠心力が加わることで、体の傾き、重力、加速度が分かります。
すなわちこれらの器官に何かしらの異常があれば、めまいが起こります。
特徴は、耳鳴りが同時に発生することです。
耳が原因のめまいには40代以降に多く見られる「メニエール」。
症状はひどいものの、2週間程度で自然と改善する「前庭神経炎」は、風邪などをきっかけに発症。
「突発性難聴」など原因不明の場合もあります。
原因不明の場合、ストレスによる自律神経失調症も考えられるので、整体、整骨院での相談も有効です。
・脳からのめまい
脳が原因となる場合は、耳鳴りなどの症状はありません。
また耳からのめまいと比べ、症状はやや緩やかであることが多いのが特徴。
ただ、モノが二重に見えたり、手足、顔のしびれがある、握力が低下する、ふるえなどが見られます。
通常のめまいと明らかに症状が異なる場合は、「脳卒中」「椎骨脳底動脈循環不全」「てんかん」などが疑われるので、早めに受診しましょう。
・高齢者に多いめまい
あらゆる機能の低下が見られる高齢者では、めまいが起こりやすいといえます。
また加齢により、血圧の変動が激しく、脳へ十分な栄養や酸素が届かず、めまいを起こす事もあります。
さらに、高血圧症、糖尿病、動脈硬化症など、さまざまな病気に対する影響や、薬の副作用によるめまいも頻発するため、複雑な要因が絡んでいると判断できます。
詳しい検査が必要ですが、少しでも症状を緩和したい場合は、整体、整骨院の施術もおススメです。
【日常で心がける事は?】
めまいが起こると不安な気持から、慌ててしまい、余計に症状が悪化することもありますので、まずは気持を落ち着けることが必要です。
腰かける場所であれば、体をリラックスさせ、しばらく呼吸を整えましょう。
その際、舌がもつれたり、言葉が上手く話せない、手足に痺れを感じる場合は、すぐに病院を受診しましょう。
その他、規則正しい生活が基本です。
例えば、喫煙者の場合、量を少しずつ減らす必要があります。
なぜなら、タバコに含まれるニコチンは、血管収縮が激しく、血液の流れを阻害し、めまいが起こりやすくなります。
また脳機能を低下させるお酒の飲みすぎを注意したり、カフェインによる興奮作用が高いコーヒーの飲みすぎも注意が必要。
さらに、十分な睡眠が取れない場合、自律神経の乱れからめまいが起こりやすい状態になりますので、早めの就寝を心がけましょう。
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